才能がない人の方法論

「才能がない人の方法論」

私と付き合えばわかりますが、
私はいろいろな面で才能がない。
しかし、才能がないのにいろいろなことをやり遂げてきました。
英語は全然上達しませんでしたが、滑り込んで、留学できました。
音楽は好きなんだけど、全然、音感もリズム感もない。
でも毎年音楽祭を主催しています。
プログラミングも全然才能がありません。
時間がかかります。
すごく時間効率が悪かったのは確かです。
留学したくて、英語を勉強しましたが、全然TOEFLやGMATの点数は
上がりませんでした。
30年もギターを弾いていて、ステージにも立ちますが、
耳で聞いてコードを弾くことはできません。
プログラミングも人が書いたさんプロトタイプコードを改造するくらいしかできません。
留学できたし、スティーブンキングの小説も原書で読めたし、まあ、良しかと。
ギターはおじさんギターを担いで海を渡るみたいな感じでNHKに取材してもらったし、これも良しか。
プログラミングは、道のりが険しい。
そうんな感じですが、どれもある程度はできるようになりました。
全然できないのとは大違いです。
英語、音楽、プログラミングに才能なく取り組んだことで発見した経験則は、
量をこなすこと、そして、続ければ進歩すること、です。
最初は、とにかく何もわからない。
辞書を引かないと単語の意味が分からないし、
文法も覚えたつもりでも間違える。
単語も、覚えても覚えてみ知らない単語にぶつかる。
ギターのコードも最初は全くわからないし、覚えられないし、指が動かない。
1つずつ覚えて、いろんな曲を弾いて、少しずつ、進歩しています。
プログラミングも似ていて、
単語を覚えるように関数やメソッドを覚えていきます。
文法も最初は全然わからないんですが、ネットで1つずつ調べていくと
少しずつ分かるようなります。
英語をネイティブ並みにしゃべる人もいるし、
ギターがうまい人、神のようにうまい。
プログラミングもとてつもなく長いコードを書く人もいる。
そういう人を見るとめげるし、
人間をやめたくなります。
毎度毎度、落ち込みますが、毎度毎度、気を取り直して
頑張っています。
最初に何かを始めるのは大変なことです。
でも続けていけば道は開けてきます。

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講座主催 柴田

By: sunshinecityCC BY 2.0