ドローン/自動運転続報

ドローン/自動運転の技術の話をいくつかまとめてみます。

ドローンで、下水道や高圧電線の点検ができたら便利ですね。
今は、人がやっています。
ただ、現実には、たとえば下水道の場合、
・電池の制約で遠くまで飛ばせない(現状数百メートル)
・壁面に特徴がなく距離感をつかみにくい
人間の体力、視力は大したものです。
高圧電線の場合も同じで、
航続距離が短いのと、空に同化してしまう電線を
どうやって的確に把握するかは難しいことのようです。
一方で、非常に高感度なCMOSセンサー(カメラ)が
開発されていて課題をクリアできるかもしれない。

また、別の問題で耐久性の課題もあるようです。
今、数万円でホビー用のドローンが買えます。
しかし、これを下水道や高圧電線の点検に
使うには、防水、防塵、高温、低温などの
過酷条件にも耐えるようにしなければなりません。
これも現状、量産できるところまで至っていないようです。

自動運転で注目されている、トラックの隊列走行という
のがあります。先頭は人間が運転するんですが、後続の
3台は極めて車間を近接して自動運転でついていくという
方式です。高速道路をこの方式で走行して、インターチェンジ
を降りたところでターミナルに入り、後続車にも運転手
が乗って目的地まで行くことを想定しているようです。

労働力削減にはなるのですが、先頭車が事故を起こしたら
どうなるのだろう?そこまで自動運転できるなら
先頭車も自動運転がいいんじゃないかなど議論が
尽きない面白い方式です。

もう一つ、興味深いのは、日本では公道での自動運転を
なかなか認めないのですが、海外ではどんどんやられていて
こんなことしていると日本はどんどのいていかれるなー
と思います。

ドローン/自動運転をめぐる動向は興味深いです。