講座期間中に、人生にはいろいろは選択肢がたくさんあることを知ってほしい

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どんな風に講座をうけてもらったらいいか少しまとめてみました。

生き方にはいろいろある。
他人の生き方は他人にはわからない。
自分が知らない生き方もあるだろう。
知らない生き方が自分に一番合っているなら、
それを知らないのは残念だ。
いろんな生き方を見てみて考えてみたらいいんじゃないかな

世界のいろいろなところに行ってみたいですよね。
人生も行先はいろいろあります。行き方もいろいろあります。
特に行き方は本当にさまざまです。

講座の卒業生には研究者から会社を自分で起こして経営している人が何人もいます。研究と会社経営は180度違っているように見えて以外につながっているところもあります(研究費の取り方と営業の仕方が似ていたり)。

講座を受講した人に、医療に関することをやりたいと思っていた女性がいました。大手企業の人事部に就職しました。周りの人には医療におもいがあることはわかりませんでした。そのあと、大手企業の人事部での経験を強みにして、病院の人事部に転職しました。そこで医療の現場をまじかに見て、統計的な証明が大事だということに思い当たりました。そこで統計を学びに大学院に入り直しました。そして今度は統計のソフトウエアの会社に就職しました。そこでは医療分野以外の統計の仕事もあります。医療分野での統計の研究は自分の時間でやっています。

この生き方、説明を聞かないといろいろなことやっているなーと見えます。しかし彼女の医療分野への思いはずっと続いています。思いを持って生きていくって素晴らしいことです。

就職活動はちょっとへんですね。働いてもいない業界や仕事のことを学生がわかるわけないのに、志望動機を言わせるなんておかしい。会社も学生もそう思っています。それを儀式のようにやってるのはおかしいでしょ。

インターンをするとしても、1週間や2週間で会社の事なんかわかるわけないです。就職活動があるのは社会通念上しかたないとしても、もう少し広い視野で考えてみたらいいと思います。

就職するか、それが嫌ならベンチャーだといわれてもそんなきれいに線が引けるわけはないです。もうちょっと研究者をやってみようかな、研究をやってからベンチャーしてみようかなという選択肢だって十分あり得ます。

3か月もやる講座なので、まず、じっくり、たくさんある人生の選択肢を考えてみるのがいいと思います。

講座主催
柴田