ABC

おはようございます。TA竹内です。

今日は私がロンドン時代のイギリス人上司から学んだコンセプトを簡単に紹介します。

Alway Be Closing」なのでABC。

仕事は一つ一つ完了させろ、って意味です。

ロンドン時代にはリスク管理絡みで金融規制対応、リスク計量方法の見直し、システム刷新など結構大きなプロジェクトが複数走っていました。

幾つかのプロジェクトではプロジェクトマネージャーを雇い、色んな方法論(DSDM手法など)を導入して、プロジェクトを管理していましたが、種々の理由でうまくいかないことが続いた時に、上司から教えてもらったコンセプトです。

ものすごく単純で当たり前の話ですが、仕事、タスク、処理、業務、To Do listの1項目…、呼び方はなんであれ、自分がやらなければならないことは一つ一つ、完了要件を明確にして、その要件を満たすってことです。

当初想定していたレベルで「仕事」が終わらない場合は(つまり事前に想定した完了要件を満たさな位場合は)、次のアクションが明確であれば、当初のタスクはクローズして、後続のタスクで取り組んで良いって考え方でもあります。

中途半端にいくつもタスクを並行して走らせるくらいなら、優先順位をつけて、一つ一つ完了していくと、プロジェクトはちゃんと終わるって話です。

もちろん、そのためには一番初めに誰がいつまでに何をやらないといけないか、つまりスケジュールですね、を考えなきゃならないってのは言うまでもありません。

就活や研究やその他もろもろの事情で「やることがたくさんあって死にそー」ってなった場合には、ぜひこのABCを思い出してみてください。

ではでは。