まだインターンで消耗しているの?

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どもども、すっかりごぶさたしてしまいましたがメンターの高澤です。

ここ数年の傾向として、最近の受講生にとってはどうやらインターンが人気らしいですね。
「企業の内側を見ることができ、お金ももらえて、挙句の果てにそのまま内定が出たりするので就活に有利」という点が魅力とのこと。

僕も最初にこの話を聞いた時には、「なるほど、インターンって事前にマッチング相性がわかるのだから、お互いにとってメリットのある制度じゃないか」と思ったことを覚えています。
でも実際に社会に出ている僕が会社側から見た光景は、想像していた光景とは全く別のものでした。

「インターンの学生ってお客さま扱いしないとねー」
「ヘタなCSRより、インターンの学生に好印象持ってもらってSNS拡散してもらったほうが効率がいい」
…おそらく誰でも名前は聞いたことのある某IT企業で聞いた話です(CSRも知らずに就活している学生読者が万が一いたらこっそりググってください)。

インターン期間中の仕事と言っても、お客さまにはどーでもいいような仕事しか与えることができません。
結果がどうなっても責任を問われない調査や、初心者しか思いつかないQ&A作成とか、手順が多すぎて言語化がめんどくさいマニュアル作成などが多いです。

実は会社側にとっても、インターンを受け入れる場合はなかなか大変です。
とにかく仕事ができない。
Officeはおろかスマホ世代はPCもロクに使えないし、敬語も知らないから電話番もできないので社内の人間のリソースが搾取されます。
かといって放置するとdisられて会社の評判が落ちて困るからちゃんと相手をしないといけない。
相手をするのはようやく給料に見合う仕事ができるようになった若手か、面倒見の良さだけが売りの窓際に座っているおぢさんです。

…でも、一番困るのは、そんな仕事を一ヶ月程度やったくらいで「社会で貴重な経験をした」と勘違いする意識高い系が量産されてしまうことです。

彼らは大人たちのリップサービスを真に受けてしまうので「俺さあ、インターン先で『〜君って視野が広いね』って言われちゃったんだよね」とか鳥貴族でキャベツおかわりしながら平気で吹聴します。

僕は断言しますが、そんなお客さま扱いされた状態でインターンするくらいなら、バイトでもコンビニ店長を任せられたほうがよっぽど社会経験が身について成長します。

本気で成長したいのであれば、

・責任の所在が自分にある
・その責任に見合う妥当な対価が支払われる
・その会社のステークホルダー(顧客や取引先など)とコミュニケーションを取る必要のある

そんな仕事をしてください。
成長するのが目的なので、自分の希望業種や職種などは二の次です。

多くのインターンでは、責任も、それに見合う適切な対価も、手加減しない怖いユーザーも存在しません。
それがないのは砂場でのママゴトと変わりません。

重要なのは自分のアタマでしっかりとものを考え、判断できるようになることです。
…ただ社会人でもそれがデキる人ってあまり多くないのだけど、まあいいか。
だから逆に学生のうちからホントにそれができるようになると、何をやっても生きていけるようになりますよ。

というわけで、ちょっと屈折していますが就活している学生に対するアドバイスでした。がんばってね!

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